レーシックの後遺症や合併症まとめ|副作用や発症率など詳しく解説

レーシック手術の後には合併症や後遺症を発症することがあります。
合併症は実際のところ全体の1%以下しか発症しませんが、誰にでも起こる可能性があります。レーザー技術の発達により合併症や後遺症の発症率は大幅に下がっていますが、角膜を切開するという手術の性質上、感染症などの発症リスクをゼロにすることができません。

またレーシック手術が成功し視力が上がっても、今度は見えすぎて不満がある人や、以前になかったような眩しさなどの症状を感じるようになる人も。
手術後の見え方に不満がある場合は、それらを副作用や後遺症ととらえる人もいるのです。

合併症とは治療できる一時的な症状で、治療により改善することができるものをさします。
いっぽう後遺症とは治療で治せない症状であり改善することができません。

後遺症を改善するには、角膜移植などの大がかりな手術が必要となる場合もあります。
合併症や後遺症はレーシック手術の後すぐに現れることもありますが、一定期間を経過した後に現れる場合もあり、予後を注意深く観察する必要があるのです。

後遺症や合併症の発症率はどれくらい?


後遺症や合併症を発症する確率は大変低いですが、そのリスクは存在しています。
医師が合併症や後遺症だと判断するかどうかは別として、手術を受けた本人が短期間でも目に何らかの違和感をもつ割合は、全体の半分ほどいるといわれています。
その大半は傷が自然治癒するにつれて改善していきますが、いつまでも症状が残ってしまう人は、全体の数%存在しているのが現状なのです。

レーシックで起こりうる後遺症・合併症

角膜拡張症(ケラトエクタジア、医原性の角膜不正乱視)

角膜拡張症はケラトエクタジア・医原性の角膜不正乱視とも呼ばれています。
これはレーシック手術で近視を矯正する際に、角膜の中心部を削りすぎてしまうことにより、薄くなった角膜が眼圧に耐えられなくなって変形してくる症状です。
角膜の形が変形にともない光の屈折が変わると、網膜できちんとした像を結べなくなってしまいます。
そうなるとレーシック前よりも視力が低くなったり、乱視を発症したりすることも。
角膜拡張症を防ぐには、角膜に十分な厚みがあるかどうかを術前検査でしっかりと確認しておくことが必要となります。

網膜剥離(網膜出血)

レーシック手術を受けることにより、まれに網膜剥離が起こることがあります。
網膜とは眼球の奥にある部分ですが、これが剥がれてしまうことを網膜剥離といいます。
網膜が剥がれても痛みを感じることがなく、なかなか気づきにくいというのが特徴です。

レーシック手術では、目の表面にある角膜を削って視力矯正を行います。
網膜は眼球の奥のほうにあるため直接レーシックによる影響はありませんが、レーザーを照射する際に眼球に少し力が加わってしまうことがあります。
このことにより網膜に力がかかり剥がれかけたり、網膜出血を起こしてしまう可能性は、大変低いといえどもゼロではありません。
網膜剥離と一言でいっても、その度合いはさまざまです。
軽度なものもありますが、中心部にある黄変という部位まで剥がれてしまうと視力の低下が進み、最悪の場合には失明に至ってしまうこともあるのです。

網膜の状態については、レーシック手術前に受ける術前検査で調べてもらうことができます。
その際に少しでも網膜に異常があれば、レーシック手術自体を受けることができません。
術前検査で網膜の異常がないにもかかわらず、レーシック手術によって網膜剥離が誘発される可能性は、とても低いといえるでしょう。

サハラ砂漠症候群(層間性角膜炎、DLK)

サハラ砂漠症候群とはレーシック手術後に発生する、フラップの内側に砂嵐状の濁りが生じる症状で、層間性角膜炎やDLKとも呼ばれています。
フラップと角膜実質層の間で起こる非細菌性の炎症であり、フラップを形成する際に何らかの要因で起こってしまうのではないかと考えられていますが、現在のところ原因は解明されていません。
マイクロケラトームを用いて行う術式に発生することが多く、イントラレーシックにはほとんど発生しないといわれています。
サハラ砂漠症候群になったときには、フラップを再度めくり内部を洗浄し、抗生物質を投与することで改善が見込まれます。
ほとんど報告のないまれな後遺症ですが、術後に砂嵐状の濁りが見えるようならすぐにクリニックに連絡しましょう。

飛蚊症

飛蚊症とは、実際には目の前に何もないにもかかわらず、虫が飛んでいるように見えたり、糸くずのようなものが見えたりする症状です。
レーシック手術後に、この飛蚊症の症状が出てしまう場合があります。
レーシックでは角膜を削って視力を矯正する際に眼球に圧力をかけますが、その際に何らかの要因で目の硝子体や、網膜にダメージを与えてしまうことが原因のひとつかもしれないと考えられています。
ですが現在のところ、レーシックと飛蚊症の関連性ははっきりと解明されていません。
これまですでに潜在的な飛蚊症があって気づかなかったところに、レーシックによって見え方が変わったために、新たに症状が出たように感じることもあります。
またレーシック後の加齢も、飛蚊症を発症する原因となることがあります。
レーシック後の飛蚊症はレーザーで治療することができますので、あまり気になるようならクリニックに相談してみましょう。

斜視、斜位

レーシック手術が、直接斜視や斜位の原因になることはありません。
斜視や斜位は目の筋肉のバランスの問題から起こる症状ですから、レーシックによって視力を矯正することは直接関係がないのです。
ですがもともとあった斜視や斜位の要因が、遠視や近視を矯正して見え方が変わったことで顕在化してくることはあります。
特に遠くのものが非常によく見えるようになった場合、近くのものを見るときに以前より目に力が入るようになります。
そうすると斜視の症状が強く出てしまうことも。
これを防ぐには、レーシック手術前の術前検査で正確な測定をすることが不可欠です。
術後に斜視や斜位になりそうな兆しがあれば、レーシック手術自体を考え直さなければならないのです。

夜盲症(夕方視力低下)

レーシック手術を受けると、術後に夕方から夜間の視力が低下してしまうことがあります。
これは周囲が暗くなる時間帯にハログレアやにじみなどが起き、そのせいでものが見づらくなったり、車の運転がしにくくなったりするというもの。
ハログレア現象は、レーザーを照射した部分と、していない部分の光の屈折の差が原因で起こります。
症状の一例としては、夜間に街頭の明かりや信号の光がチラチラと拡散し、しっかり見ようとすると光が輪になったように見えたりします。
また対向車のヘッドライトがギラギラして、目を背けたくなったりすることも。
昼間には問題なく見えていた風景も、夜間には大変見にくくなってしまうと感じられます。
この夜間の視力の低下は自然に改善していきますが、術後しばらくの間は続くといわれています。
この症状が治まってくるまでの期間には個人差がありますので、それまでの間は夜間に外出することを控えたり、夜間に車の運転したりするのを極力やめておく方がいいでしょう。

角膜感染症

レーシック手術をする際には、角膜を削ってフラップを形成します。
角膜を削ることになりますので、そこから細菌感染を起こしてしまう可能性はゼロではありません。
最近ではフラップを形成する際に医療用レーザーを使用することが多くなり、感染症の可能性は格段に下がってきました。
ですが手術自体は成功しても、術後の管理が行き届かず細菌に感染してしまうこともあります。
週刊誌などでレーシック手術による感染症の記事が話題になりましたが、衛生的に管理されたクリニックでは、オペ室や機器の消毒などもしっかり行われており、器具を使いますこともないため、感染症のリスクは大変低くなっています。
レーシック手術による感染症は、現在数千間に1件という頻度で起こっていますが、万が一感染症を発症しても適切に処置をすれば大事に至ることはありません。

レーシック後に角膜感染症が起こると、白目が充血したり、角膜が白くなったり、視力が低下したりしてしまいます。
これらの症状は、抗菌剤の点眼や内服薬などを使って治療します。
レーシック手術を受ける際には、衛生管理の行き届いた信頼のおける施設を選ぶことが、角膜感染症の予防と対策になるといえるでしょう。

過矯正

レーシック手術によって視力が改善しても、上がりすぎると目には負担となってしまいます。
これまでぼんやりとしか見えない生活を送っていたにもかかわらず、ある日レーシック手術によって劇的に視力が改善します。
すると見え方の質が変わり、人によっては頭痛や悪心・めまいなどが起こることもあります。
これが過矯正という状態で、レーシック手術後だけでなく、新しいメガネやコンタクトレンズを装着した際にも起こります。
この過矯正という症状は、厳密にいうと手術の失敗ではありません。
レーシック手術とは、見えにくかった視力を上げることが目的だからです。
近視の人は、遠くのものがよく見えるようになることを矯正の目的としますが、近くのものについては見えすぎてしまうことになります。
人によってはその状態がとてもつらく、「レーシックによってよく見えるようになったんだからいいじゃないか」という単純な理屈で片付けられるものではありません。
眼鏡やコンタクトレンズによる過矯正の場合は、外してしまえばもとどおりになります。
ですがレーシックの場合は、角膜を削って視力を矯正しているため、目から外すことはできません。
レーシック手術自体は成功でも、この過矯正という後遺症に悩まされている人は多いのです。

近視戻り

レーシック手術を受けて視力が回復した後に、再び視力が下がってしまうことがあり、これを「近視戻り」と呼んでいます。
レーシックを受けた人すべてにこの近視戻りが起こるわけではありませんが、手術の後6年経過したころには半数位が、8年経過したころには6割の人が視力の低下を感じているといわれています。
どうして近視が戻る人とそうでない人がいるかというと、人間の体に備わっている自然治癒力に差があるからです。

レーシック手術は角膜にフラップを作り、角膜にレーザーを当てて角膜を削ります。
手術は成功しても、その後削られた角膜を再生しようという働きが強く出ることがあります。
すると削った部分が再生され光の屈折が変わり、思ったような視力が出なくなることも。
また強度の近視の人は、角膜を深く削る必要があるため、強度が足りなくなり角膜が変形し思ったような視力まで回復しないこともあります。
レーシックの前に術前検査をしますが、近視の戻りが出るかどうか、またどれくらい出るかというのを正確に判別することは難しいのです。
またレーシック手術の後に、以前のように近視を助長する生活を続けていると、再び視力が低下してくることがあります。
さらには老化現象も加わることで、多くの人に近視の戻りが起こってしまうのです。

視力低下

レーシック手術の後に視力が低下してしまうことがあります。.
視力低下のうち、近視に戻ってしまうことを近視戻りと呼び、遠視や乱視などで視力が悪くなることを視力低下と呼ぶ場合があります。
レーシック手術は、手術を受けた段階での視力の矯正を目的としており、術後の視力の維持までを保証するものではありません。
レーシック手術を受け視力矯正が成功し快適な生活を送れていても、その後の過ごし方や老化などが原因となり、再び視力が下がってくることがあり得ます。
視力低下は術後何年も経ってから起こる人もいますが、術後すぐや数カ月後にもう視力が下がってくる人も。
視力の低下には個人差が大きく、どんな人の視力が下がりどんな人の視力が維持できるかということは、残念ながら分かっていません。
術後6年では、レーシックを受けた人のうちおよそ半数が何らかの視力の低下を感じているというデータもあるくらい、ポピュラーな現象だといえるでしょう。

フラップ異常

レーシック手術では、角膜を薄く削り取ってフラップを形成する術式が多くなっています。
角膜を全て切り離してしまうのではなく、一部だけを残しフラップをめくり医療用レーザーで角膜を削ります。
角膜のなかにはボーマン膜と呼ばれる固い層が通っていますが、フラップを形成する際にはこの層がが断ち切られ、ヒンジ部分でつながっているだけになります。

レーシックの後の不安定なフラップは、時間の経過とともに少しずつ定着していきます。
術後1週間でほぼ安定し、さらにしっかりと定着するには1ヵ月から3ヶ月ほどかかります。
安定するといっても、いちど断ち切れたボーマン膜は再生しませんから、ボーマン膜の上にある角膜上皮が再生することによりずれにくくなるということ。
断ち切れた部分が元通りになるわけではないのです。
ですから強い力が加わると、フラップがずれたりシワが寄ったり、場合によってはフラップが全部剥がれてしまったりすることもあります。
フラップがずれると、目に異物感があったり、見え方が変わったりします。
術後すぐであれば、ズレを直したりシワを伸ばしたりして対処することが可能です。
フラップ異常はクリニックでも想定内の症状ですが、フラップがしっかり安定するまでは目に衝撃を与えないように気を付けておきましょう。

不正乱視

不正乱視とは、眼鏡で矯正できない乱視のことをいます。
人間の目の構造は、角膜から入った光が水晶体をとおり、網膜の上で像を結ぶようになっています。
レーシックは角膜をレーザーで削って視力を矯正しますが、その際に光の屈折が変わり、乱視を発症してしまうことがあります。
角膜の表面に凹凸が残ったり、眼球の圧力に薄くなった角膜が負けて歪んでしまったりすると、光の屈折が変わり像がうまく結ばれなくなります。
またフラップを形成する際に薄さが均一にならなかったり、フラップの位置がずれたり、シワが寄ったりすることでも起こりえます。
最近主流となってきたイントラレーシックでは、フラップの厚さを均一に形成することができるため、不正乱視の発症率は下がっています。
ですがレーシック自体は成功しても、術後の管理が甘かったり、思いがけない衝撃を目に受けたりして、不正乱視を引き起こす場合もあるのです。
不正乱視は再度レーシック手術をして改善することができますが、角膜に十分な厚みが残っていることが条件となります。

ステロイド緑内障

レーシック手術の際には、炎症を防ぐためにステロイドの配合された目薬や内服薬が使用されることがよくあります。
このステロイドには、眼圧上昇作用があります。
眼圧が上昇してくると、視野が狭くなったり欠損したりする緑内障を発症することがありますので注意が必要です。
ステロイドに対する感受性は個人差があり、同一量のステロイド投与されても、眼圧が上がる人とそれほど上がらないない人がいます。
自身がステロイドに対する感受性が強いかどうか(ステロイドレスポンダーかどうか)は、レーシック前の術前検査で調べることができます。
ですがたまたまそのときの検査で見つけることができず、チェックをすり抜けてしまうことがあるのです。
もしもステロイド緑内障を発症してしまっても、早急に対処すれば大事に至ることはありません。
ですがステロイド緑内障の発症初期は、症状がその他の術後後遺症や眼精疲労などにとても似ているため、見逃されやすいという側面があります。
あとから考えるとステロイド緑内障の前兆だったと思えるような症状も、そのときにはよくある一時的なレーシックの後遺症だろうと考えてしまうことも多いのです。

びまん性表層角膜炎

びまん性表層角膜炎とは、角膜上皮に発生する微細な傷によっておこる炎症のことです。
この角膜炎を発症すると、視界が白っぽくもやもやとぼやけたり、異物感があったり、痛みを感じたりするようになります。
最近ではコンタクトレンズの長時間使用による酸素不足や、汚れを放置することで発症する人が増え、メディアで話題になったことも。
レーシック手術では、フラップを形成する際に角膜に微細な傷がついてしまうことがあります。
ですがもしびまん性表層角膜炎を発症しても、点眼薬で症状を改善することができます。
なんだか見え方がおかしいな、違和感があるなと感じたら、すぐクリニックに連絡しましょう。
びまん性表層角膜炎を発症してから時間が経つと、定着しかけたフラップを再度めくって洗浄や消毒をしなくてはならなくなりますので気を付けてください。

ドライアイ

ドライアイは、レーシックの後遺症以外にもよくみられるポピュラーな症状です。
これは涙の分泌が減り、目が乾燥してしまう症状ですが、レーシック手術後にはドライアイが一時的にひどくなることがあります。
フラップを形成する際に角膜に通っている神経も一緒に断ち切ることになりますが、そのため「目が乾いている」「涙が足りない」という情報が伝わりにくくなります。
すると実際には目がとても乾いているのに、涙が分泌されないということに。
レーシック手術後には、一時的にドライアイになってしまうことを想定したうえで、涙の分泌を補う点眼薬がが処方されます。
点眼を持続的に行っていくことで、「目が乾いている」と判断する神経の回復を待つのです。

ドライアイになると、涙の分泌が減り目の表面に傷がつきやすくなります。
そのため異物感や目の痛み、疲れ目やまぶしさなどの不快感が出ることも。
症状が出ていなくてもドライアイ状態になっていることも多いですから、レーシック後には処方された点眼薬をしっかりとさすようにしましょう。

ハログレア(まぶしい、ハレーション)

ハロはぼやけて見えること、グレアは光がまぶしく見えることであり、この2つの言葉を合わせたものがハログレアです。
レーシック手術後には、レーザーによって矯正された部分と、以前のままの部分が目の中に共存することになります。
そうすると矯正された部分から入る光と、矯正されてない部分から入る光の屈折が異なったまま目の中に入ってきます。
この2つの異なる光が乱反射しまぶしさとなって感じられますが、昼間よりも周囲が暗い夜間に強く感じられることが多くなるのが特徴です。
白目と黒目のサイズは人により異なりますが、黒目のサイズが大きい人は、このハログレアという症状が起こりやすいといわれています。

ハログレアの代表的な症状は、夜間の光のぼやけやにじみです。
レーシック手術後には一時的にハログレアがひどくなることがありますが、目の状態が落ち着くにつれて、ハログレアの症状も自然に回復していくケースが多いです。
ですがこれにも個人差がありますので、いつまでもハログレアが改善されない場合は、クリニックに相談してみてください。

角膜刺激症状

レーシック手術で角膜にフラップを形成すると、角膜に物理的な刺激が加わることになります。
角膜をごく薄く削り、めくりあげてレーザーを照射し削り取るという処置が刺激となり、目に違和感を生じさせてしまうことがあるのです。
レーシック手術後に感じやすい角膜刺激症状は、違和感やしょぼつき、しみるような感覚、涙が止まらない、目の痛みや充血、目やにの発生などがあげられます。
手術の後に一時的にこのような角膜刺激症状が現れるのは想定内であり、異常なことではありません。
クリニックから処方された点眼薬などを正しく使い、生活指導に従っているうちに、数日で症状が治まってくることがほとんどです。
ですが時間がたっても激しい刺激症状が治まらないという場合には、別の病気を発症している可能性もありますので、クリニックにすぐ連絡するようにしましょう。

ヘイズ(一過性角膜上皮下混濁)

レーシック手術で目にレーザー光線を照射すると、一時的に角膜が反応し白濁してしまうことがあります。
これをヘイズと呼んでいます。
ヘイズはレーシック手術中や直後に起こるよりも、回復途中で発生することが多い症状です。
ヘイズの発生は個人差があり、ほとんど角膜に濁りを生じない人もいます。
もし白濁や濁りがひどい場合には、クリニックに相談すると症状を緩和する点眼を処方してくれることがあります。
点眼薬を用いながら自然治癒を促すことで、次第に白濁した角膜が透明に戻っていきますので、ほとんどの場合は心配いりません。
ですがいつまでもにごりが強く残って取れない場合には、再度レーザーを当てて除去することもあります。

疲れ目

レーシック手術後に、強い目の疲れを感じるようになる場合があります。
普通の疲れ目であれば一晩寝ると改善しますが、睡眠をとっても改善しない頭痛や肩こり・気分の悪さ・充血・かすみ目などが起こることも。
レーシック手術を受ける人は、もともと視力が低下していることがほとんど。
そのため目から入る情報が少なく、また遠くが見えないため、目にかかる負担もそれほど強くなかったのです。
ですがレーシック手術を境に、急に遠くまでくっきりとよく見えるようになります。
その落差に目がついていけず、強い疲れを感じてしまうことに。
矯正前と矯正後の視力があまりにもかけ離れていると、目にかかる疲れも強くなります。
遠くが見えれば見えるほどよいというのではなく、自身にあった視力に矯正してもらうことが、レーシック後の疲れ目を予防するために有効です。

目に変調が現れたらどうすればいい?


レーシック手術を受けた後に、何らかの違和感や痛みなどを感じる人は、およそ半数にのぼるといわれています。
クリニックから術後の経過について説明がありますので、そこに書かれている症状については基本的に経過観察でいいでしょう。

ですが想定されている期間よりも長く不調や異変が続いたり、症状があまりにひどかったりする場合には、ためらわずクリニックに連絡してください。

すぐに受診することは無理でも、まずは電話を入れ、医師や看護師の指示を仰ぎましょう。
その不調が心配のないものなのか、診察をして何らかの処置をしなくてはならないものなのかが、自分ではわからないからです。

症状によっては消毒やフラップ洗浄などの処置が必要となったり、再手術をしなくてはならない場合も。
どのような異変であっても、少しでも早く対処することが、感染症や合併症の重症化を防ぐ最善の策なのです。

少しの異変もすぐに連絡!早めの手当てが何よりも大切です


目に異変や不調を感じ、クリニックに連絡しようかどうか迷ったときには、とりあえず連絡を入れるようにしましょう。
「こんなことで連絡をすると神経質だなと思われるかも…」という心配はいりませんので、いつでも連絡できるように連絡先を控えておいてください。

結果的に心配がいらなかったケースでも、連絡することで安心できます。
レーシック後は一定期間を経過すると、傷が回復し気になる症状もおさまってくることが多いもの。
それまでの間には定期検診がありますが、その日を待たずに気になることがあればすぐにクリニックに連絡してください。

そして「すぐに受診してください」と言われたら、仕事やプライベートの予定よりも受診をを優先させましょう。
早めに手当てをしておくことが、術後の副作用や後遺症・合併症の発症率を低下させ、トラブルを回避することにつながります。
それがレーシック後の視力を長期にわたって安定させ、生活の質を上げることにつながっていくのです。

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