レーシックの再手術を行うのはどんなケースか?費用やリスクまで詳しく解説

レーシック手術が成功し、術後に視力が上がっていても、目標としていた数値に届かなかったり、その後視力が低下したり、後遺症や合併症が出てくることがあります。
手術そのものは失敗でなくても、術後の生活に支障が出てきた場合には再手術をすることがあるのです。

再手術になる症状の例

過矯正・低矯正の場合

過矯正とは視力を回復しすぎてしまうことであり、低矯正とは思ったように視力が出ないことをさします。
視力がよくなったのだから出すぎてもいいような気がしますが、実はそうではありません。
見えすぎるという状態は、目に大きな負担をかけてしまうのです。
またそれだけでなく、見えすぎることにより目が疲れ、めまいや頭痛が起きることがあり、それが原因で自律神経を失調してしまう人もいます。
過矯正は我慢すれば慣れていくものではないため、日常生活が送りづらい場合には、再手術をして視力を下げる必要があるのです。

また低矯正は、術前に予想していたよりも見えにくいという状態です。
レーシック手術は、視力を上げるために受ける手術ですから、思ったよりも上がっていないという場合には追加で矯正してもらえることも。
低矯正に対する保証はクリニックにより異なりますから、見え方に不満がある場合は遠慮せずに問い合わせをしてみましょう。

合併症や後遺症が出た場合

またレーシック手術後に、後遺症や合併症が出てしまうことがあります。
異物感や痛み、ぼやけやにじみなどの見えづらさ、目の渇きなどは手術に伴う一時的な症状であることも多いのですが、様子を見ていても一向に改善されない場合は、何らかの治療が必要となることも。
手術が成功しているのに上記のような症状がいつまでもある場合や、フラップに異常が生じている場合、何らかの炎症が起きている場合などは、医師の診断により再手術が必要だといわれるケースもあります。

時間の経過とともに視力が下がってきた場合

これは近視の人の場合、いわゆる「近視戻り」に該当します。
また遠視や乱視の矯正の場合でも、術後次第に視力が下がってくることがあります。

レーシックは手術を受けた時点の視力を矯正するというものであり、その後の見え方を保証するものではありません。
そのため10年後には半数以上の人が視力の低下を感じるといわれています。
視力の低下は、レーシックにおいて再手術を受ける理由のなかで最も多くなっています。

近視の人は、もともとそうなりやすい生活を送っていることが多く、レーシックを受けた後でも同じような生活を送っていると、また徐々に視力が下がってくる傾向にあるのです。
クリニックによっては、術後の視力低下を継続して診察してくれたり、視力低下に対する再手術の費用がかからなかったりするところがありますから、そのあたりの対応もしっかり調べておきましょう。

レーシックにより乱視が出た場合

レーシックでフラップを形成する際に角膜を削ると、目のなかに矯正済みの部分と未矯正の部分が混在することになります。
するとそれぞれで光の骨折が違うため、目のなかで焦点が複数生じ、乱視症状が出てしまうことがあります。
ものが二重に見えたり、ゆがんで見えたりする症状が起きた場合には、クリニックに相談してみましょう。
症状があまりにひどいようなら、再手術を受ける必要があるかもしれません。

ハログレアなどがひどく過ごしづらい場合

レーシックの後遺症としてよくあるのがハログレアです。
光が散乱したり、ギラギラして見えたりする症状です。
これは昼間よりも夜間に強く感じることが多く、レーシック直後には比較的多く見られます。
時間の経過とともに症状は落ち着いてくることがほとんどですが、いつまでも夜間のぎらつきや見えづらさが気になるようなら、症状を軽減するために再手術をすることもあります。

レーシックは成功し異常がないが、日常生活のしにくさがある場合

レーシック手術そのものは成功で、視力が適度に出ていても、どうしても以前の見え方とのギャップに慣れることができず、日常生活が過ごしにくくなる人は存在します。
眼鏡やコンタクトレンズなら取り外すことで解決できますが、レーシックは目そのものに手術を施しているためそうすることができません。
心身の不調があり診察を受けて、異常がないといわれたとしても、本人に生きづらさがある場合は再手術を行い、生活の質を上げる必要があるのです。

レーシックの再手術ができる条件とリスクについて


レーシックの再手術は希望した人が全員受けられるわけではありません。
まずレーシック手術直後の人は再手術を受けることができません。
早くても最初の手術から3ヶ月以上経過していることが条件となります
最低でもそれくらい様子をみないと、その症状が時間の経過とともに治っていくのか、いつまでも残るものかどうかが判断できないからです。

また再手術では、角膜をさらに削ることになります。
そのため角膜の厚さが再手術に耐えられるほど残っているかどうかは、とても重要な条件になってきます。
無理をして角膜をさらに削ってしまうと、目の圧力に耐えられず角膜が伸びたり、変形したりする恐れがあるからです。

角膜の厚さは人によって異なります。
そのため同じ症状が出ていても、ある人は再手術できて、ある人は再手術できないということもあります。
再手術をする場合には、必ず術前検査で角膜の厚さを調べ直しておく必要があるのです。

また角膜の厚みが適度にあったとしても、角膜を削るほどリスクは増します。
眼球に与えるダメージも回数を重ねるほどに増え、それに伴う後遺症のリスクも上がります。さらに何度も目にメスを入れるため、感染症のリスクも上がってしまうのです。
ですから再手術はできたとしても、できるだけしないに越したことはないといえます。
特に近視戻りの場合には、再手術をして視力が再び回復しても、さらにその後の生活で近視が戻ってしまう可能性はゼロではありません。
そうするといつか、再手術ができないほど角膜が薄くなってしまう可能性もあるのです。

再手術ができない場合はどうする?


検査をして角膜の状態が再手術に適していないといわれたり、2回目リスクが心配で気が進まないという場合には、再手術をせずに生活していくことになります。
視力に不満がある場合は、眼鏡やコンタクトレンズで矯正することができますし、症状がある場合には点眼薬で緩和しながら生活することも可能です。

ですから再手術ができなくても、「もうこの先の人生おしまいだ」という状況になるわけではありません。
再手術はひとつの選択肢として、それ以外の方法があるということも、頭の片隅に置いておきましょう。

再手術になる可能性はゼロではない!事前にしっかりと不安を解消しよう


レーシック手術を受ける前に、術前検査で目をくまなく調べますが、それでも術後にどのような後遺症が起こるのかを完全に予知することはできません。
そのため、術後の経過を慎重に見ていく必要があるのです。

レーシック手術自体が成功して視力が上がっても、上がりすぎもよくないし、低すぎるのもよくありません。
さらにその人によって適切だと感じる見え方が違うというのは、レーシック手術の難しいところでもあります。

2度目のカスタマイズを再手術により図るのは、大変意義のあることです。
角膜の厚みが再手術に耐えうるほどあるのであれば、再手術をすることは決して悪くありません。

ですができる限り、デリケートな目を触ることは最低限に留めておきたいのも事実。
再手術にならないように、そして再手術になった場合にしっかりサポートしてもらえるように、クリニック選びには十分な時間をかけてしっかり選びたいものですね。

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